こんにちは!
インフルエンザが流行りだす時期になると皆さん予防接種を受けると思います。
学校では、お医者さんが訪問して生徒全員に受けさせたり、会社でも社内全体で受けたりすると思います。
しかし、何気なく受けている予防接種ですが、唯一受けることができない人がいるのはご存知ですか?
それが卵アレルギーを持っている人です。
なぜ卵アレルギーを持っていると予防接種が受けられないのか
あまり知らない人もいると思いますが、実はインフルエンザワクチンの中には微量ですが卵が混入されているからです。
インフルエンザワクチンを製造するのには大量のウイルスが必要になるのですが、それを増殖させるのに卵を使うのです。
ウイルスには生きた細胞に感染して増える性質があるため、それを促すために卵が使われているということです。
ワクチンの製造の段階で、まず卵に注射針が通るくらいの細い孔を開けます。
孔を開けたら、そこからインフルエンザウイルスを注入し、孔をふさいでウイルスを増やすんです。
そして、ウイルスが増殖したら感染力を失わせたうえでワクチンを作るのです。
一個か二個の卵で約一人分のワクチンを作ることができます。
このようにワクチンの製造の段階で卵が使われるので、必ず混入してしまうことになります。
なので、卵アレルギーを持っている人の場合は、予防接種を受けるのは避けた方が良いでしょう。